XONE:96

Xone:96はシリーズの豊かな伝統とアナログサウンドの特性を受け継ぎながらも最先端のアナログミキサーとして、パワフルで多様なフォーマットに対応する設計がなされています。

20年以上に亘るロングセラーXone:92ユーザーはXone:96のレイアウトを一見するだけですぐにミックスを会得できるでしょう。ミキサーの中心に構える4つのステレオインプットチャンネルには、ワールドクラスのDJに選ばれるXoneシリーズおなじみの4バンドEQが採用されています。

ステレオリターン・チャンネルAとBには新開発の3バンド・パラメトリックEQが配備され、ミックスとブースのシステムに自由と創造性を与える、こだわりの設計思想が反映されています。

Xone シリーズ VCF フィルターのサウンドとパワーに勝るものはありません。Xone:96では、このクラシックなデザインをブラッシュアップし、そのサウンドを新次元に引き上げ更なるパフォーマンスをもたらします。

レゾナンスと周波数帯域コントロールに対応するクラシックなHPF、BPF、LPFのタイプを持つフィルターの存在はさることながら、新たにハーモニック・ディストーション効果をもたらす”CRUNCH”を追加した2系統のフィルターセクションは、6つのメインチャンネルのうち任意のチャンネルがアサイン可能で、微細なニュアンスから劇的な効果に至るまで、ステレオソースを自在に演出します。

Xone:96は豊富なI/Oを完備しています。

従来のアナログ接続のほか、2ステレオセンド、4ステレオ・リターンとマスター・インサートの搭載により、あらゆる機器との接続、そして今までにないパフォーマンスが実現できるでしょう。

センド1は、ライン / Hi-Zレベルの出力切り替えが可能で、一般的なギターペダルのような楽器レベルのエフェクターをミキシングに加えられます。

リアパネルの5ピンMIDI 端子とUSBによるMIDI インターフェイス機能のほか、LAN端子形状のX-LinkでXone:Kシリーズ・コントローラーとXone:96を接続し、ソフトウェア・コントロールの機能追加とともにラップトップのUSBポート使用を簡略化します。